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たった一つのスペース [PC]

キミがそこに居なかったら、こんなに苦しまなかったのに。。。






(笑)
えぇ、表題のスペースのことです。

以下、X01Tではなくて、Windows XPです。

事の発端はとあるフリーアプリのインストールでした。
解凍したらProgramディレクトリにでも放り込んで、バッチファイルでdllをインストールするだけのアプリでした。
ところがちょっと思いが違い、必要のないものだと分かったのです。
そこで、要らなくなったdllファイルを検索して削除、、、が面倒なので、バッチファイルを書き換えて削除する事にしました。
copyコマンドを元に、delコマンドに書き換えるだけです。

運命の歯車はこの時、狂い始めていたのです。(笑)

copyコマンド /Yオプションがついていました。
この /Yオプションに目が行ってしまったのが、後に悲劇を生みます。

サクサクとバッチファイルを書いてしまうと、ざっと目を通して、確認します。
大丈夫のようです。

さて、実行と。。。
Y / N?
なにやら確認してきてます。
dllだし、Systemディレクトリだしな、まぁ、確認してくるのかな。。。
delコマンドに /Yオプション付けとけばよかったな。。。
/Yオプションって付くんだっけかなぁ?
想いをめぐらせながら、さほどよく読まずに、
ポチッ。
Yキーを押しました。

ついに、運命の歯車がギシギシと音を立てて、おかしな方向に回り始めました。


一気に画面いっぱいに並ぶ、「・・・ので、削除できません。」の文字。
どうも、システムが使っているので駄目だといっている様子。
しかも、いろいろなdllファイルが、、、

って、おい!!!
なんで、そんなに沢山のdllファイル消そうとしてるんだ!!!

慌てて、止めてはみたものの、使っていなかったであろう、ロックの掛かっていなかったであろうdllファイルはかなり消失したでしょうね。
背筋を冷たいものが流れていきます。

なぜ!?こんなことが起きてしまったんだ。
なぜっ、ナゼだぁぁぁぁ。

バッチファイルを開くと、del コマンドのファイルネームディレクトリ パスの間にスペースが。。。
orz がっくり

念のため再起動をかけてみました。
しかし、彼は二度と帰らぬ人となってしまったのです。



・・・そして、一日が過ぎ去りました。

その後、XPの上書きインストール、不具合の出ているデバイスドライバ、アプリケーションの再インストールなど、大手術を受け、一命を取留めました。
そしてすっかり元気に動き回る事ができるようになりました。


モチロン、影に隠れた病巣がなくなったわけではありませんし、時間もかなりかかりましたから、完全な再インストールを行った方が良かったのかもしれません。
ドライバの一部は、アンインストールもインストールも出来なくて、レジストリの大手術により何とか解決しました。
たった一つのスペースがこのような悲劇を起こす事もあるのです。
バタフライ効果と呼んでもよいでしょう。
って、違っ!

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